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幸せのカタチ 24


Pipipipi

聞き慣れないアラームの音


Pipipipi


目を開けると隣には道明寺
夕べの事を思いだし、1人顔が赤くなる…


Pipipipi


身体を起こすとベッドヘッドにあるアラーム。


時刻は7:00
起き上がって着替えようと思うけれど腰が重い…


痛っ…

どうにか起き上がりソーッと脱ぎ捨てられた衣類をとるとバスルームへ向かい
シャワーを浴びた。


身体中にある赤く散らされた華に夕べの羞恥が蘇る。

バスローブのままあたしの部屋らしき場所へ行き
クローゼットをあけると高そうな服がびっしりと並んでいる。

いつ来るかわからないのに多すぎでしょう…
ブルーのシャツワンピに目が留まりそれに着替える。
ドレッサーにうつしてみれば

「あ…似合うかも」


急いで道明寺の部屋へ戻り

「道明寺、道明寺、起きて」
「道明寺ってば…朝だよ」


薄ら目をあけた道明寺が

「あ…牧野…お前の声が夢の中だと思った」
「起きないと西田さんお迎えにくるよ」
「何時?」
「今7:30」
「まだ平気だ」


その言葉とともにあたしを簡単にベッドの中へ引きずりこみ
ギュッと抱きしめてハッとした顔のあと


「身体、辛くねぇか?」
「う…うん。ちょっと腰が重いけど平気」
「時差ボケは?」
「どこでも寝れる体質が功を奏したみたい」
「プッ…。なぁ…もうずっとここにいろよ」
「そういうわけにはいかないよ。あと少しじゃない」
「あー俺はもう離れたくねぇのによー」
あたしの首筋にキスを落とすとチュッと音のあとチクッとした痛み
「いやっ…ねぇ…今のあとつけたでしょ」
「類の野郎と一緒なんだ。虫よけだよ」
「アホやめてよ。あたしは一緒にいるから恥ずかしいでしょ」
「恋人同士なんだから問題ねーだろ」


あぁ…こいつとのこの会話こそが愚の骨頂


ベッドから先に脱け出すと

「コーヒー入れるからシャワー浴びておいで」
「仕方ねぇ起きるか」


起き上がった道明寺は当然素肌のままで

「うわっ…早く何か着て」
「今さら」

視線をそらせば
起き上がったシーツの上には初めて結ばれたという印


「うわっ…」

その声で振り返った道明寺が
あたしを抱きしめ

「牧野…ありがとう」
「お願い…恥ずかしいからもう何も言わないで」

シーツをはがそうとするとメイドがくるからいいという。

「やめてよ。もう絶対そんなの無理」
「構わねぇよ」
「構うんだってば!洗濯機はどこ?」


シーツをはぎとり道明寺がシャワーを浴びにいっている間に手洗いしてから洗濯機へポンッ
自分の衣類も道明寺の衣類も一緒に洗う。
Yシャツはクリーニングだよね?
英語で書かれたボタンを読みながらスイッチオン

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*ririko*

Author:*ririko*
花より男子の二次小説です。
CPはつか×つくメイン
クスッとウフッのハッピーストーリです♪

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