fc2ブログ
Counter
Welcome
現在の閲覧者数:
Calendar
プルダウン 降順 昇順 年別

01月 | 2024年02月 | 03月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -


LINK FREE


eve 66



牧野を潰さずに俺と引き離すのであれば、海外。
その中でも間違いなくNYへと異動させるだろう。

何か条件をつきつけあくまでも牧野に選択させるに違いない。
異動を拒み退職に追い込む事も可能だろう。



「でも評価してなきゃいくら何でもNYに呼ばないと思うのよ」
「評価はしてる。気になってさっき西田に調べさせたら今までの牧野が手掛けたものやイベントで携わったもの、牧野が手を入れたとこを全部調べさせてた」

「その時点で偶然の産物だったらもうとっくに事態は変わってるか」
「あぁ。カメリアにOKしたってのが引っかかるけどな」
「親を疑ってかかるって悲しくなるわ」
「現実を知ってるから仕方ねぇだろ」


今、事が起こっているわけじゃねぇから対処のしようもねぇのが本当のところ。
だが確実に策は巡らせているだろう。



「様子を見るしかないわね。何かあったらすぐに言って。あたしも出来る限り力になるから」
「あぁ」



その晩は頭の中を巡る事柄があまりに多くほとんど眠りにつく事が出来なかった。
やっと眠りに落ちたのはもう辺りか白み始めた頃だったように思う。



頭の中がスッキリしないままシャワーを浴び出勤の仕度を整える。

朝食すら食いたくなくて今日はコーヒーだけだ。

携帯に牧野からメールが来ていて
俺と姉ちゃんに向けたお礼の言葉と


みんなが心配してるよりずっと平気。
理不尽に思える事も社会人なら味わって当り前。
でも、仕事に厳しいって言ったけど理不尽な扱いは一度もないよ?
だから心配しないで



俺たちが気に病む事もまた牧野の気がかりを増やしちまっていた。



西田が迎えに来るとリムジンに乗り無言のまま22階へ向かう。


軽い打合せの後、予定されていた通り社外へと出かけることになり
戻ってきたのは15:00近く。



「全然牧野と会ってねぇ」


呟きでも聞こえるらしいから言ってみたが
今日は20階を押す事もなくそれこそ何の迷いもなく22階のボタンを押す。



チッ

舌うちの後、乱暴気味に廊下を歩き執務室へと足を進める。

迎えに出た秘書が挨拶する前を通りドアを開け中に入ると


「あーやってらんね。スッキリしねぇ」


大声で言っちまうぐれぇもやもやがとれねぇ。


西田が手の中の小さな紙を見ると

「副社長」
小走りで俺の傍へ来た。


「会長がお見えのようです。牧野さんが今、会長室の方にいるようです」
「あ?」


ばばぁ…突然来やがって牧野に何しようってんだ。
予定していたものであれば、ここまで焦りを感じる事はねぇ。

親父だけじゃなくお袋まで予定外に来るという事の不可解さ。
一瞬で頭に血が上り急いで向かおうとする俺を西田が止める


「どけ」
「お待ち下さい。どうか冷静におなりください」
「これが冷静でいられるか」
「騒ぎ立てると噂になります。牧野さんがいらっしゃるんですよ」


突然来た理由、そして何の為に牧野を呼んだか。
その理由がわからねぇから不安でたまらねぇ。



「どのぐらい経ってる」
「1時間は経過しているようです。牧野さんは、正々堂々と会長の前にいらっしゃるとは思いませんか?私は、とても利発な方だと思っております。パートナーとして副社長もご自身のすべき事を行う。そうお望みだと思います」


冷静になどなれるわけもないが牧野の望みという言葉は否定出来なかった。
渋々とデスクに戻り乱暴に椅子に座ると煩いほどにデスクの上をコツコツと指で叩いた。


牧野…そんなやつの言葉で傷つくんじゃねぇぞ。
自分の進む道を見失うな

俺様の気持ちとお前の気持ちが重なる地点
それが仕事だってとこが気に入らねぇが
たぶん今はそれが一番輝く場所に思えて静かに掌を握り締めた。


***************
楓さんと楽しいティータイムかもよ
まぁそんな事があるわけもないか
にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ  
またポチッと応援してねッ♪

関連記事

COMMENT

virgo様

拍手コメント有難うございます。

私の一言コメント(笑)
書いているとちょっとした感想とか出たりするんですよね。

上げたり下げたりひどいですよね
あはは

EDIT COMMENT

非公開コメント

Profile

*ririko*

Author:*ririko*
花より男子の二次小説です。
CPはつか×つくメイン
クスッとウフッのハッピーストーリです♪

Latest story
All article display
全タイトルを表示
Search
Anniv.