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22 従わないオトコ




あたしの日常は道明寺という執事によって様変わりをしている。
ものすごーーく執事に対してこのあたしが気を使って生活をしている気がする。


あたし自身の快適な生活を送るために知恵を振り絞りあのオトコを動かす事に苦労しているなんて嘆かわしい。

それでも、すべき仕事は完璧にこなすからあたしが大人になって我慢する。
いや完璧ってあたしに対してはほんとにひどいままなのよ。


まぁ…何とかとハサミは使いようというので上手に使ってやろうと闘志は燃やし続けているけど使えなきゃせめて反撃のひとつもしたいところ。



「お嬢様」


ほら、またお父様の決められたスケジュールにそってあたしを呼びに来た。
早足じゃダメなのよ。追いつかれるわ。


あたしは、邸の中を走った。
この家で生まれ育ったあたしには邸の中は目を瞑ったって移動が出来るんじゃないかと思うわ。パタパタパタと廊下を走るあたしをメイドたちは驚いた顔をしてみていたけれどどこかに隠れるまでは愛想笑いもしていられない。

ここを曲がって…と思ったら



「お嬢様、どちらへ」
「どうしてハァハァ…そこにハァハァ…いるの」
この先は通さないという感じで左手を壁につき目の前で立ち止まったあたしを覗き込むように見た。

すぐさまUターンしてあたしはまた走ったわ。


1階ね、1階に降りましょう。
パタパタとまた階段をかけおりたけれど


「お嬢様、どちらへ」
「ハァハァちょッ道明寺…ハァハァあなた一体何人いるの」


なぜかまたあたしより先回りしているのが不思議だわ。でもここで負けていられないのよ。一度階段を駆け上がり上がったふりしてまた降りて息を整えながら中庭へ向かった。木陰で休もうかしら。

中庭への出口に近づくとドアの前には、どうしてだか道明寺。



「ハァハァ道明寺って伊賀の出身なわけ?」
「忍者とでも言いたいのか」
「ハァハァそうよ。まったくもう」


あたしは息が上がっているのに、道明寺はまったくそんな様子もない。
だけどよーく見ると薄らと汗をかいていてそれがあたしには堪らなく嬉しかった。



「ほんとはハァハァしてたんでしょ」
「全然」
「強がって」
あたしが口元を緩めると微かに道明寺の口元も緩む。



「わかったわ。部屋に戻るわ。でも芝生の中央あたりに大切な指輪を置いてきてしまったみたいなの」
「それなら私が」
「じゃあお願いするわ」


あたしが素直なのをおかしいと思っているようで首をかしげるのはどうしてかしら。
素直なのよ私。
えぇ、上条はいつも言ってたわ。本当に素直なお嬢様だと。
最近自分の性格が歪みつつあるとは自分でも感じてはいるのよ。


踵を返したあたしの背に中庭への扉が開いた音が聴こえ道明寺が外へと出ていったのがわかった。


「よしッ」


すぐに振り返り窓から姿を確認するように少し背伸びをした。
道明寺は真面目に芝生の中央あたりまで行き指輪を探すようにキョロキョロと下を見始めた。


「今だッ」


あたしはスプリンクラーのスイッチをかたっぱしから入れた。


シュ―――ッ シュ―ッ


道明寺の周りはもうクルクルと回るスプリンクラーのカーテン状態。
うわっと驚いた時にはもう遅い。みるみるびしょ濡れになっていく。




「てめぇ…」
「どう?汗がひくぐらい涼しいでしょ」


窓から顔を出して叫ぶあたしを睨むけど
走らせたから涼しくしてあげようという善意よ。



「タオル持ってきてここに置いてさ・し・あ・げ・る・わ」



あたしはものすごい優越感

あーーーーーーー久しぶりにスッキリした。


~Fin


***************
つくしちゃんの反撃でした
それよりこれはどうしたってボツだろうというSSですね。
ごめんなさい
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aoi様

> 濡れて貼り付いたシャツに透ける筋肉は美しいんでしょうね〜

そこに注目されるaoi様はやはり只者ではありません(笑)
いや…美しいと思いますよ。ゴクリッ

kachi 様

2人の関係はお嬢様と執事なのに
何だかな関係ですよね。
あはは この復讐はお返事入れる前に登場しましたね(笑)

教えていただいたアプリで探したんですけど
その画像が見つけられなくて…
おもちですか?
ちょっと探してみてうまくイメージで来たら書いてみます♪

お応えできるかわかりませんが何か浮かびましたら
ガンガンコメに書いてくださいませ♪
伴走有難うございます。

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*ririko*

Author:*ririko*
花より男子の二次小説です。
CPはつか×つくメイン
クスッとウフッのハッピーストーリです♪

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